計画停電は引き続き実施されており、毎日の食事に困るという声もよく聞く。さらにはスーパーやコンビニエンスストアから次々と商品が姿を消していき、会社に出勤したものの「お昼ご飯に困る」という事態も起きている。
ここではつくりおきできる常備菜レシピを紹介。停電前につくっておけば毎日の献立に組み込め、またお弁当のおかずにもなるので主婦だけではなく、出社の必要がある人も参考にしてみてほしい。
どのレシピも冷蔵庫で保存をすると5日程度は日持ちする。ただし、計画停電で冷蔵庫の保冷能力が低下している場合は劣化も早くなるのでご注意を。
「にんじんとツナの炒め物」
火の通りにくいにんじんは、ピーラー(皮むき器)でひたすら剥いていくことで超薄切りになり、フライパンで炒めるだけでしっかりと火が通る。
材料(2人分もしくはお弁当2個×5日間分)
にんじん 小2本 / ニンニク 2片 / ツナ缶 1缶 / 鷹の爪 1本分 / ハーブソルト 小さじ1/2 / 白ワイン 大さじ1 / オリーブオイル 少量
つくり方
にんじんは皮をむいた後、ひたすらピーラーで剥いていく。にんにくはスライス、鷹の爪は種を取り除いて小口切りに。
フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけ、1のニンニクと鷹の爪を炒める。ここに1のにんじんを入れて軽く炒めて、油を切ったツナを入れる。
白ワインをまわしかけ、水分がなくなるまで炒めたら、ハーブソルトで味を付ける。
「玉子焼き器でつくるスパニッシュオムレツ」
巻いてつくる玉子焼きもおいしいが、こちらは玉子焼き器を使ったスパニッシュオムレツ風の一品。焼きあがるのに少し時間はかかるが、焼いている間は手がかからないので、その間に他の料理をつくることもできる。具だくさんのオムレツなので、食べ応えも十分。
材料(玉子焼き器1個分)
玉ネギ 小1/2個 / ジャガイモ 小3個 / 卵 4個 / 水 大さじ3 / 粉チーズ 大さじ1 / 顆粒コンソメ 小さじ1 / ハーブソルト 小さじ1/2 / めんつゆ 大さじ1 / 胡椒 少々 / 油 少々
つくり方
玉ネギとジャガイモはスライスし、油を引いたフライパンで軽く炒める。
ボウルに冷ました1と油以外のすべての材料を入れて混ぜる。
玉子焼き器を火にかけ、油を引いてから2を流しいれる。玉子焼き器の上にアルミホイルをのせて蓋の代わりにし、ごくごく弱火で焼く。表面まで火が通ったら完成。適当な大きさに切り分ける。