既報のとおり、大手家電メーカーが続々と「東北地方太平洋沖地震」被災地域への支援を発表しているが、オリンパスグループも16日に義援金1億円の寄付を発表した。

さらにオリンパスグループでは、地域の状況などを確認したうえで、工業用内視鏡と非破壊検査装置など災害復興に役立つ同社製品の寄贈を実施する予定だ。

なお、工業用内視鏡は、航空機のエンジンやプラント設備、ビルやマンションの各種配管など、メンテナンスの現場で使用される機器。わずかな隙間からビデオスコープを挿入して肉眼で見るのと同じように観察できるため、倒壊した建物内部の生存者探索を支援できるという。