日本航空(以下、JAL)はこのほど、11日に発生した東北地方太平洋沖地震に関し、マイルによる寄付、救援物資輸送および支援者搭乗協力を実施すると発表した。
同社は今回、社会福祉法人中央共同募金会に全面協力。JALマイレージバンク会員にマイルでの寄付を呼びかけ、集まったマイル相当額を同法人を通じて地震被害の支援金として寄付するという。マイル寄付は、同社専用WEBサイトにて、1口7,500マイル(7,500円)単位で受け付ける。なお、海外地区会員ならびにホームページを利用しない会員に対しては、各地区のJALマイレージバンクセンターおよび日本地区会員事務局にて、電話受け付けを行う。
このほか同社では、14日から4月15日の期間中、救援支援物資の無償輸送を実施することを決めた。さらに、被災地の復興支援に赴く団体および個人については、搭乗料金を無償とする支援者搭乗協力を実施する。実施期間は15日から4月15日で、支援対象は、日本政府もしくは地方自治体からの要請により、救援支援を行う者などとなっている。救援物資輸送および支援者搭乗協力についての詳細は同社WEBサイトを参照のこと。
また、全日本空輸(ANA)も今回の地震被害に対して、ANAマイレージクラブ会員を対象とした"義援マイル"の受付を開始すると発表した。同社WEBサイトにて、1口1,000マイル(1,000円)単位からの寄付を受け付ける。受付期間は17日の15:00~4月15日の23:59まで。寄付金は国際人道支援組織「ジャパン・プラットフォーム」などを通じて被災地域の復興支援に役立てるとしている。