成山堂書店は、交通ブックスより『LRT――次世代型路面電車とまちづくり』(宇都宮浄人・服部重敬 著)を発売した。路面電車時代の歴史的経緯やLRTの特徴、経済効果などを、国内外の事例を交えて解説している。価格は1,890円。
出版社より紹介文
まちづくりと一体化した整備が世界各地で進む次世代型路面電車、LRT(ライトレール・トランジット)。開業はこの30年間に120都市余にものぼる。
本書は、路面電車時代の歴史的経緯からLRTのさまざまな特徴、まちづくりと経済効果、市民意識の重要性などを解説する。とくに、豊かなまちづくりを実現した海外および日本の事例を豊富に紹介し、LRTが果たす役割などに言及している。
日本国内でのLRTは、今後どのようなまちづくりの構想とともに歩むのか。
著者は、『日本においても多くの都市でLRTが活用できるのではないかと考え、そのために正しい知識に基づいた冷静な判断を導く書物を世に問いたいと執筆した』と述べている。
自らの住むまちや、故郷が抱える問題は交通とどのような関わりを持っているのか。
交通まちづくりに関わる行政や関係団体、鉄道や交通に携わる従事者には必読の書となろう。路面電車や鉄道のファンも、一味違う魅力に気づかされるかもしれない。
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