ファーウェイ・ジャパンは10日、「Smart for Simple」キャンペーンで集まった寄附金100万3,000円を、京都府が取り組む農村再生事業「共に育む『命の里』事業」へ寄附する贈呈式を行った。京都府庁副知事室で行われた贈呈式には同社端末本部本部長 郭新心氏と太田昇副知事が出席。郭氏から副知事へ目録が手渡されると、郭氏へは感謝状と記念品が贈られた。
Smart for Simpleキャンペーンはファーウェイユーザーを対象にしたもので、キャンペーンサイト上で使用しているファーウェイ製品を選んでクリックすると、1クリック1円として「共に育む『命の里』事業」へ募金が寄附される仕組みになっている。
京都府農村再生事業「命の里」とは、農村地域のかかえる後継者不足や農林地の荒廃など各地域の抱える課題を、集中的かつ総合的に解決するためのプロジェクト。贈られた寄附金は都市部と農村の情報流通基盤の整備などに使用されるという。
贈呈式で太田副知事は「京都の街は794年に、唐の長安をお手本に造られました。京都文化の源流には中国文化があります」と伝えると、郭氏は「今回が3度目の京都訪問になりますが、外国文化と独自の文化が融合した京都がとても気に入っています」と答えた。
また、郭氏は「ファーウェイの企業コンセプトのひとつに、地域社会に利益を還元していくという理念があります。今回は良い機会を与えてくださり、ありがとうございます」と感謝の言葉を述べると、副知事は「これからも農林水産課を中心に過疎・高齢化の進む集落の支援に取り組んでいくので、今後ともよろしくお願いします」と答えた。