東芝は10日、LEDレグザの新シリーズ「RB2」を発表した。ラインナップは、40V型の「40RB2」、32V型の「32RB2」、26V型の「26RB2」。また、A2シリーズの追加モデル、55V型の「55A2」、46型の「46A2」、37V型の「37A2」も発表している。発売は、RB2シリーズが3月下旬、55A2/46A2が4月上旬、37A2が3月下旬を予定している。価格はオープンで、市場価格は、40RB2が17万円前後、32RB2が11万5,000円前後、26RB2が10万5,000円前後、55A2が26万円前後、46A2が19万円前後、37A2が11万円前後と予想される。
RB2シリーズは、ブルーレイプレイヤーを内蔵した液晶テレビ。ブルーレイ参入の第1弾として昨年2月に発売した「R1BDP」シリーズの後継モデルだ。ブルーレイは再生機能のみを登載しており、番組録画は、USB接続タイプの外付けHDDに行う。チューナーは、地上/BS/110°CSデジタルチューナー×2に地上アナログチューナー×1を登載(録画可能なのはデジタル放送のみ)。番組を視聴中に裏番組を録画することも可能だ。
R1BDPの発売から1年以上が経過しており、後継機種とは言え、機能/性能面での変化は大きい。映像エンジンは、メタブレイン・プロ2からレグザエンジンに代わり、超解像技術も、レゾリューションプラス2からレゾリューションプラス4へと変更されている。また、従来はCCFLだったバックライトは、LEDとなった。パネルは、40RB2が1,920×1080画素のVA方式(倍速)、32RB2/26RB2が1,366×768画素のIPS方式となっている。また、先日発表したZ2シリーズと同様に、「レグザAppsコネクト」にも対応(出荷時には非対応だが、ダウンロードによる機能追加で対応予定)。iPhone、iPod touch、iPadなどでレグザの操作を行う「RZコマンダー」や、タグリストをシェアする「RZタグラー」などを利用可能になる。なお、レグザAppsコネクトは、5月上旬より、対応機種をAndroid、PC、Macにも拡大する予定。
A2シリーズは、録画機能を登載しない、LEDレグザのスタンダードモデル。22V/19V型を1月に、40V型を2月に発売している。また、2月16日に、32A2/26A2の2モデルの3月下旬発売を発表した。今回発表した55A2/46A2/37A2では、40A2と同様に、いずれも1,920×1080画素のVA方式パネル(倍速)を採用。チューナーは、地上/BS/110°CSデジタル×1に、地上アナログ×1。映像エンジンはレグザエンジン、超解像技術はレゾリューションプラス4を登載する。また、37V型以上のA2シリーズの、レグザAppsコネクトへの対応も発表している。こちらも、出荷時には非対応で、ダウンロードによる機能追加で対応する予定。
形名 | HDMI端子 | 年間消費電力量 | 本体サイズ(mm) | 質量 |
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40RB2 | 2 | 114kWh/年 | 956(W)×637(H)×203(D) | 16kg |
32RB2 | 77kWh/年 | 776(W)×538(H)×203(D) | 14.5kg | |
26RB2 | 66kWh/年 | 651(W)×462(H)×185(D) | 10kg | |
55A2 | 127kWh/年 | 1262(W)×837(H)×357(D) | 28kg | |
46A2 | 103kWh/年 | 1070(W)×729(H)×269(D) | 21.5kg | |
37A2 | 84kWh/年 | 866(W)×611m(H)×234(D) | 16kg |