ナイキジャパンは26日、サッカー・フランス代表のアウェイユニフォームをナイキ原宿などで発売する。フランスの象徴的なスタイル「マリニエール」の影響を受けており、白地に紺のボーダー柄が特徴となった。
「マリニエール」(マリンルック)は、19世紀のフランス海軍の制服として初めて登場し、その後またたく間にフランス文化を代表するスタイルとして浸透。現在ではセーターやTシャツのデザインにも使われる定番スタイルが、フランス代表のユニフォームにも採用されることになった。
ボーダー柄が特徴のアウェイユニフォーム。左胸のフランスサッカー協会のバッジの裏には、「Nos Differences Nous Unissent」(我々の違いが我々を結びつける)のメッセージがプリントされている |
今年1月に発表されたホームユニフォームと同様、アウェイユニフォームも環境に配慮したアイテムに仕上がった。シャツとショーツにマイクロファイバーポリエステル(再生プラスチックボトルを100%原料とした素材)を使用。シャツには同素材に加えてオーガニックコットンも採用した。人間工学に基づいたカットと、コットンの柔らかい肌触りで、着心地の良さも追求されている。
フランス代表は現在、EURO2012(ポーランドとウクライナの共催)の予選4試合を終え、勝点9(3勝1敗)でグループ首位に。今月25日には、アウェイでルクセンブルク代表と対戦する予定となっている。