日立製作所は3月7日、米Western Digitalにハードディスクドライブ事業を売却譲渡することで合意に達し、正式契約を締結したと発表した。売却金額は現金と株式あわせた総額で約43億ドル相当。
米Western Digitalは、日立製作所の100%子会社で、ハードディスクドライブ事業を担っている日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)を、現金35億ドルと自社株2,500万株(7億5,000万ドル相当)で買収。HGSTは米Western Digitalの100%子会社となる。
これにより、日立製作所は米Western Digitalの発行済株式総数の約10%を保有することになり、日立製作所から2名が米Western Digitalの取締役に就任する。株式譲渡は今年9月末までに完了することが見込まれている。HGSTのPresident & CEOのスティーブ・ミリガン氏は、米Western Digitalの経営陣にPresidentとして加わる。