セイコーウオッチは3日、スペインのFCバルセロナと、「オフィシャルウオッチパートナー」として3年間のスポンサー契約を締結したことを発表した。

リーグ2連覇中で、今シーズンもレアル・マドリードに勝点10の差をつけて(3月3日現在)首位に立つFCバルセロナ。日本でもファンの多い同クラブが、セイコーウオッチとスポンサー契約を結んだ

この契約により、同社はスペインを代表するフットボールクラブの一つ、FCバルセロナ(愛称「バルサ」)のオフィシャルタイムキーパーに。今後はカンプ・ノウ(バルサのホームスタジアム)の電光掲示板と、第4審判の持つボードに「SEIKO」のロゴが表示されるほか、バルサ公式ホームページでも、SEIKOのクロックがタイムキーパーとして時を刻む。また、今回の契約を受けて、バルサのオフィシャルウオッチの発売も計画しているとのこと。

写真左からビジャ選手、シャビ選手、メッシ選手、イニエスタ選手、プジョル選手。世界最高峰の選手達による美しいサッカーで、ファンを魅了している

FCバルセロナは、メッシ選手やシャビ選手、イニエスタ選手を筆頭に、中心を担う選手の多くが「カンテラ」と呼ばれる下部組織の出身。チームを率いるグアルディオラ監督も、元はカンテラ出身の選手だった。

セイコーウオッチは今回の契約について、「デザイン、設計、部品製造、組み立て、サービスまで自社内で完結するセイコーは、(FCバルセロナと)極めて近い経営理念に基づいて運営されています。両者に相通じる哲学があることが、今回のパートナーシップの礎になっております」と説明している。