ジュネーブモーターショー出展モデルが出そろう

スイス・ジュネーブにおいて、第81回ジュネーブ国際モーターショーが開催されている。一般公開は3月3日から13日まで。各メーカーから届いた出展車両をまとめてみた。

フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンは、コンセプトカーとしてワンボックスタイプの電気自動車「ブリー(Bulli)を出展。デザインは同社の伝統的なトランスポーターシリーズを模したもので、1回の充電で300kmまで走行できるとしている。そのほか、新型のゴルフ カブリオレ、ティグアンも展示された。

アウディ

アウディは、ブースのメインにテクニカルスタディモデル「Audi A3 コンセプト」を展示。4シートのノッチバックセダンのボディに、300kW(408ps)を発生する5気筒TFSIエンジンを搭載する。そのほか、「Audi Q5 Hybrid」、「Audi RS 3 Sportback」、「Audi A8 L Security(防弾仕様車)」などを出展している。

BMW

ビー・エム・ダブリューは、MINIのコンセプトモデルとして、MINI Rocketman Concept(ミニ・ロケットマン・コンセプト)を出展。全長約3m、3ドア、3+1シーターのボディに、工夫に富む機能性を盛り込んだ。

ジャガー

「XKR-S」は、ジャガーの歴史上最強の量産型スポーツカー。V型8気筒スーパーチャージドエンジンは、300km/hを実現する550PSのパワーと680Nmのトルクを生み出すという。また、誕生50周年を祝してE-Typeも展示される。

ランドローバー

ランドローバーはディーゼル・ハイブリッド車のコンセプトモデル「Range_e」を展示。純粋な電気自動車としても走行できる。そのほか、新型「レンジローバー・イヴォーク」も出展している。

ポルシェ

ポルシェは、本国で発表されたばかりの「パラメーラS ハイブリッド(Panamera S Hybrid)」を展示した。279kW(380PS)の最高出力と、約14.7km/Lという燃料消費量を両立させた。

トヨタ自動車

トヨタは、コンセプトカー「FT-86 II concept」と「Prius +(プラス)」を出展した。 FT-86 II concept」はスバルとの共同開発モデル。Prius +は7人乗車が可能な3列シートを備えたハイブリッド車。

日産自動車

日産自動車は、若い世代に向けたラグジュアリーコンセプトカー「INFINITI ETHEREA(インフィニティ エセレア)」や、電気スポーツカー「ESFLOW(エスフロー)」を出展した。ESFLOWは0-100km/h加速5秒以下で、一回の充電で240km以上航続可能としている。

スズキ

スズキは、スイフトのスポーツモデル「SWIFT S-CONCEPT」のほか、2010年秋から欧州で販売を開始した新型「SWIFT」をはじめ、「SPLASH」、「ALTO」、「KIZASHI」、「JIMNY」、「GRAND VITARA」、「SX4」を出品した。