東京海上日動火災保険は1日、インターネット環境でパンフレットやチラシを閲覧することができる「Webチラシ」サービスの提供を開始した。これにより、顧客を待たせることなく、保険商品を案内することが可能になるとしている。
Webチラシは、パンフレットやチラシのURLなどを電子メールに添付して顧客に届けるサービス。従来は、顧客からパンフレットやチラシの請求を受けた場合は同社か同社代理店から郵送していたため、顧客の手元に届くまでに時間がかかっていた。しかし、同サービスを導入することにより、インターネット環境とタブレット型端末やパソコン等があれば、郵送を待たずにパンフレットやチラシの閲覧が可能になる。
また同社では、保険約款を冊子ではなくホームページで閲覧する仕組み(Web約款)を進めることで、年間紙資源使用量を約1,400トン削減することに成功している。今後はWebチラシの提供により、一層のペーパーレス化を促進し、パンフレットやチラシに使用する紙資源使用量の削減を推進するとしている。