ブラック・アイド・ピーズのメンバー、TABOO(タブー)氏が25日、東京・南青山の「ラブレス青山」に来店し、『TABOO DELTAH 3008』の商品説明会を行った。

最新アルバム『THE BEGINNING』のプロモーションで来日したブラック・アイド・ピーズから、TABOO氏が「ラブレス青山」に来店!

同商品はTABOO氏と米国のフットウェアブランド・JUMP(ジャンプ)とのコラボレーションで誕生したスニーカー。「DENIZEN」「DICTION」「DELEGATE」の3カテゴリーから成る。

TABOO氏は、ソールの部分にLEDの電飾を施した「DELEGATE」を履いて登場。「これは日本の番組出演のために作ったものなんだよ。同じモデルをスーパーボウルのハーフタイムショーでも履いていて、あのときは靴全体にLEDを付けたんだ」と語った彼は、「実際の商品は光らないけど、後で商品化しようと思ってるよ(笑)」と、冗談とも本気とも取れるコメントで会場を沸かせた。

『TABOO DELTAH 3008』の商品名は、彼らの代表曲でもある「BOOM BOOM POW」の歌詞にヒントを得ており、「3008年の未来的なイメージと、前向きに生きたいという思いを託した」とTABOO氏。「小さい頃、『マイケル・ジョーダンのシューズが欲しい』と母に頼んだら、『そんなに高い靴は買えない』と言われた思い出があるんだよ。いまは世界中を回れるようになって、シューズもたくさん集めているけど、集めるだけじゃなく実際に作ってみようと思って、このラインを立ち上げたんだ」と、制作に至るエピソードも明かした。

彼は以前にも、ウィル・アイ・アム氏(ブラック・アイド・ピーズのメンバー)とともに「ラブレス青山」に来たとのことで、初来店の印象を、「ウォーッ! サイコーッ!!(笑)」と日本語でコメントする一幕も。

『TABOO DELTAH 3008』は、TABOO氏が素材からこだわったアイテム。報道陣の求めにも気さくに応じ、商品を手にポーズを決めていた

「入った瞬間に驚いたよ。置いてある商品すべてがエクスクルーシブだったからね。デザイナーの視点からも、こういうお店に自分の商品を置いてもらえるのはすごくうれしい」と語る彼は、限定独占販売となる同商品について、「誰でも買いやすい価格で売っているので、みんなに履いてもらって、自分らしさをもっと出してほしいね」とPRしていた。

商品説明会でTABOO氏が履いていたのは「DELEGATE」。足元にはLEDの電飾が

「DENIZEN」はブラック、レッド、ライトグレー、ネイビーの4色

「DICTION」からはブラックとライトグレーが登場

『TABOO DELTAH 3008』の価格帯は9,975~1万2,600円。三陽商会が展開するセレクトショップ「ラブレス青山」「ラブレス心斎橋」「ラブレス天神」の3店舗で、4月25日まで限定独占販売が行われる。