ウェアポータルはこのほど、米国製メールサーバーソフトウェア「MDeamon Messaging Server(以下、MDeamon)」の最新バージョン「MDeamon 12」を「MDaemon Messaging Server, BlackBerry Edition」として発売した。国内販売代理店およびオンラインショップにて取り扱う。

MDeamonは、世界90カ国で使用される中堅企業向けのメールサーバーソフトウェアで 、日本でも約700社、12万ユーザーが利用している。IMAP/POP/SMTPサーバー、Webメールや予定表、メッセンジャーなどのコミュニケーション、アンチスパムやフィルタリングなどのセキュリティ機能を備える。

今回ウェアポータルが国内で販売するMDaemon Messaging Server, BlackBerry Editionは、「BlackBerry Enterprise Server(BSE)」が標準搭載されている点が特徴。BlackBerryスマートフォンからMDeamonのメール/予定表/連絡先にセキュアにアクセス可能なほか、端末紛失時には、遠隔操作でデータ消去することができる。さらに、オプションとして「ActiveSync for MDeamon」を追加すれば、BlackBerry以外のiPhone、Windows MobileからもMDeamonにアクセスできる。動作環境と製品価格例は以下の通り。

動作環境
OS Windows XP/2003/Vista/2008/7
CPU Pentium 4 2.4GHz プロセッサ以上
メモリ 1GB以上(2GB推奨)
HDD容量 1GB以上 (メールボックス用の容量が別途必要)
製品価格例
MDaemon Pro 50ユーザー新規ライセンス
1年サポート付
115,000円
MDaemon Pro 50ユーザーサポート
更新ライセンス
38,000円
MDaemon Proスマートフォン連携セット
1000 ユーザーライセンス
(MDaemon ProとActiveSync for MDaemonのセット)
420,000円

なおウェアポータルでは、MDaemon Messaging Server, BlackBerry Editionの発売を記念して、同サービスの導入を検討している企業にBlackBerryスマートフォンを最大3カ月貸出しする「BlackBerryトライアルキャンペーン」を実施している。実施期間は5月31日まで。