写真はソニー BRAVIA KDL-40EX52H

JEITAは23日、 2011年1月地上デジタルテレビ放送受信機器国内出荷実績を発表した。発表によると、テレビの出荷合計は143万9,000台、BDレコーダーの出荷台数は24万8,000台となっている。地上デジタルテレビ放送受信機器国内出荷実績では、テレビ、デジタルレコーダー、BDレコーダー、チューナー、ケーブルテレビ用STB、地上デジタルチューナー内蔵PCの6つの分野の出荷実績をまとめているが、これらのうち、デジタルレコーダーを除く5分野は、昨年同月を上回っている(地上デジタルテレビ放送受信機器国内出荷実績で、デジタルレコーダーに分類されているのは、DVDドライブを搭載したレコーダー)。昨年末に比べると、出荷台数は減少しているが、テレビは、1月としては過去最高の出荷台数となった(昨年同月比で129.4%)。また、テレビの出荷台数は、2009年6月より、20か月連続して100万台を超えている。

昨年末のエコポイント制度の駆け込み需要が終了し、テレビやBDレコーダーなどの出荷台数が低迷するのではという見方も一部にはあったが、7月に控えたアナログ放送終了に向けての買い換え需要は続いており、依然として高い水準を保っているようだ。