ASUSTeK Computerは23日、NVIDIA GeForce GTX 580を搭載するグラフィックスカードの新モデル「ENGTX580 DCII/2DIS/1536MD5」を発表した。3スロット分を占有する大規模な冷却ユニットを装備した大型カードだ。発売日は2月24日。価格はオープンだが、店頭予想価格は55,000円前後。
巨大冷却ユニットが目を引くハイエンドグラフィックスカード。冷却ユニットは同社オリジナル設計の「DirectCU II」で、ヒートパイプをGPUに直接密着させることで、熱移動の効率を大幅に向上させている。ほか、部材にオリジナル素材を使用して性能を高めた「Super Alloy Power」電源回路や、GPU電圧を変更できる「Voltage Tweak」機能への対応なども特徴となっている。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が512基、コアクロックが782MHz(定格772MHzからOC)、メモリクロックが1002MHz(データレート4008MHz)。メモリタイプはGDDR5 SDRAMで、容量は1536MB、メモリ接続バス幅は386bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。出力端子はDVI-I×2、mini HDMI×1、DisplayPort×1で、変換アダプタとしてDVI-I→D-Sub×1を同梱する。