Steve Jobs氏の誕生日である2月24日の発表が有力視され、連日のように新型MacBook Proのニュースがインターネットを賑わしているが、新たにニューモデルにおける変更点の情報が流れている。それによると、新型MacBook Proではタッチパッドが現行製品よりも大型のものとなり、Mac OS Xのシステムファイルが内蔵SSDに置かれるようになっているという。モバイル/技術系のニュースサイト、BGRが伝えている。

MacBook Pro

BGRが伝えているのは、主に3点。1つ目は、新型MacBook Proに搭載されるトラックパッドが現行のMacBook Proに搭載されているものよりも大きなものになるということ。2つ目は、新製品ではOSが8~16GBのSSDに置かれ、その他のデータはこれまでどおりにHDDを利用するということ。3つ目は、新型MacBook Proは現行製品よりも約半ポンド(約226g)軽いものになるということ。これに加えて、すでに報道されているとおり新型MacBook Proでは5モデルが登場することも聞いたとしている。

問題はこの2つ目の、OSがSSDに置かれることなるという点だ。この点については同誌でも「これが何を意味するのかはっきりとはわからない」としながら、基本モデルではSSD+HDDの構成をとりながら、上位モデルとしてSSDのみのオプションを用意するのではないかとしている。

この報道を受けてMacRumorsが分析しているように、OS用のシステムファイルなどをフラッシュメモリに置くことで起動・動作を高速化しようというアイデアは突飛なものではなく、IntelのTurbo Memoryという前例もある。これに加え、MacBook Proで求められる大容量のデータ用ストレージをフラッシュメモリ/SSDで搭載すると価格の上昇が避けられないことを考えると、システム用のSSD+データ用のHDDという構成を取ることは合理的といえる。

なおBGRでは新型MacBook Proの発表日について、同じ情報源の話として、「2週間以内に発売、アップルストアでは受け入れ準備が進行中」であるとしている。