ライカカメラは21日、ライカSシステムの機能向上のため、「ライカS レンズファームウエア」ならびに「ライカ Image Shuttle(イメージシャトル)ソフトウエア」をアップデートしたと発表した。

新しいバージョンによる機能向上の内容は以下の通り。

1.ライカSレンズファームウエア アップデート(LLF012)
・それぞれのレンズ性能を充分引き出すために、レンズを取り付けた際またはカメラの電源ON時にカメラの初期化制御の最適化を実施。

「ライカS2」。クイックビューでは、ティザー撮影時に、ImageShuttle上の画面で撮影した画像を瞬時に表示できる

2.ライカ Image Shuttleソフトウエア アップデート(Ver1.2.0/Mac・Win 版)
・ライカS2/S2-Pの最新ファームウエア(Ver,1.0.0.24)と最適化するように調整。
・ソフトウエアの安定性を向上。
・ティザー撮影(ライカS2/S2-Pとコンピューターとを専用USBケーブルで接続した撮影)に新機能「クイックビュー」を追加。

なお、新しいレンズファームウエアは、「ライカ ズマリット S f2.5/35mm ASPH.」「ライカ ズマリット S f2.5/70mm ASPH.」「ライカ アポ・マクロ・ズマリット S f2.5/120mm」「ライカ アポ・エルマー S f3.5/180mm」をサポート。ライカImage Shuttleの対応OSは、Mac版 1.2.0:Mac OSX 10.5 以降、Win版 1.2.0:Windows XP、VISTA、7(64bit 対応)となっている。