メディケア生命は21日、三井住友銀行と生命保険募集代理店委託契約を締結し、がんによる入院や手術などに対する医療保障および死亡保障を一生涯確保することができる一時払がん医療終身保険『充実スタイル』を発売すると発表した。
同商品は、一時払終身保険にがん医療保障を加えた新コンセプトの保険。顧客の資金を、「家族のために"のこす"」「将来のために"まもる"」「がんに"そなえる"」という3種類の機能を備えている。
"のこす"機能では、あらかじめ指定した受取人に死亡保険金を残すことが可能なほか、契約後一定期間を経過すると死亡保険金は一生涯増え続ける。"まもる"機能では、契約時に解約返戻金の金額が確定。契約後一定期間を経過すると解約返戻金は一時払保険料相当額に達し、一生涯増え続ける。
"そなえる"機能では、がんによる入院や手術などを一生涯保障するとともに、がんによる入院時には支払日数が無制限となる。加えて、がん給付金を支払った際も死亡保険金や解約返戻金の減額は行わない。さらに、一時払がん先進医療終身特約を付加した場合、がんに対する先進医療にも対応ができるという。
同社による銀行との生命保険募集代理店委託契約は、今回が初。保険商品の窓口販売で長年のノウハウを保有する三井住友銀行と、医療保障を中心に生命保険商品を開発、提供を行う同社が、顧客ニーズにより適した商品を提供する目的で発売したとしている。