本田技研工業は、原付スクーターの「ディオ」シリーズ、および「トゥディ」シリーズに改良を施し、2月25日より発売する。価格はディオが15万4350円から16万1700円、トゥデイが13万4400円から13万9650円。
今回の改良では、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)の燃料噴射装置と燃料フューエルポンプを新設計し、電子制御ユニット(ECU)のセッティングも変更。これにより中低速のトルクやエンジンタフネス性を向上させた。また、寒い朝などの始動を容易にするとともに、バッテリーが完全に放電した場合でも、キックによって始動できるようにした。全モデルとも最高出力は2.8kW(3.8PS)/8,250rpm、最大トルク3.7Nm(0.38kgm)7,000rpm。30km/h定速燃費は73.0km/Lとしている。
ディオはスタイリッシュなデザインと充実した装備が特徴のモデル。エンジンの改良のほか、パールアメジストパープル(ディオ)、スウィートバイオレットメタリック(ディオ チェスタ)などの新色が用意された。また、高級感のあるパールツインクルブラックを採用した「ディオ・スペシャル」が1,000台限定で発売される。
トゥディは低価格と豊富なカラーバリエーションが人気のモデル。新色のキャンディールーシッドレッドとプリズムイエローを採用。「トゥデイ・F」と合わせて合計8色のバリエーションとした。また、パールツインクルブラックを採用した「トゥデイ・F スペシャル」が1,500台限定で販売される。