Mobile World Congress 2011のRIMのブースは、アプリケーション開発企業が集まる"App Planet"ホール内に設営されている。そのため、展示内容はエンタープライズからエンターテイメントまで様々なアプリケーション会社やサービスプロバイダ系の小さいブースが中心となっていた。端末の展示は大きなスペースは割かれていなかったが、ブース内の一角には先月実機がお目見えしたタブレット端末「BlackBerry PlayBook」の展示コーナーがあり、多くの来訪者で終始賑わっていた。

App Planetホール内に設置されたRIMのブース

ブース内はアプリやサービス関連企業の小ブースが並ぶ

PlayBookのディスプレイは7インチ、解像度は1024×600ピクセル。OSはBlackBerryスマートフォンとは異なる「BlackBerry Tablet OS」を採用している。寸法・重量は130×193×10mm・400gとサイズの割には軽量である。カメラは背面が5メガピクセル、前面が3メガピクセル。1080pまでのHD動画の録画が可能なほか、各種フォーマットのメディア再生に対応している。またAdobe Flash 10.1にも対応する。

ブース内にあるPlayBookの展示コーナー

7インチディスプレイ搭載のPlayBook

kobo社の提供する電子書籍サービスに対応

電卓アプリもBlackBerryらしさが出ている

このほかBlackBerryスマートフォンも展示されており、こちらは最新機種を中心のラインナップとなっていた。タッチパネルディスプレイとスライド式キーボードを備えた「BlackBerry Torch 9800」、日本でも発売されているBlackBerry Bold 9700の後継機となる「BlackBerry Bold 9780」、同じく日本発売中の「BlackBerry Curve 9300」、ストレート形状の海外モデル「BlackBerry Pearl 9105」、そしてGSM方式のみに対応し価格の安い「BlackBerry Curve 8520」がブース奥にまとめて展示されており、アプリケーションストア「BlackBerry App World」や各種アプリの操作を実際に試せるようになっていた。

スマートフォンはブース内の奥でまとめて展示されていた

フルタッチ+キーボードのハイエンド機、Torch 9800

Bold 9700の後継モデル、Bold 9780

Curve 9300は日本には無い赤色モデルもある

スタイリッシュなストレートモデル、Pearl 9105

低価格なGSM機、Curve 8520。こちらにもカラバリが複数ある