7月23日公開の映画『忍たま乱太郎』で、加藤清史郎が演じる主人公・乱太郎の父を中村獅童、母を檀れいが演じることが17日、発表された。

左から、檀れい、加藤清史郎、中村獅童 拡大画像を見る

中村は、ヒラ忍者で半農半忍の生活をおくる平之介、檀は平之介の妻で元・くノ一だが心優しいおかあちゃん役で、息子の乱太郎にはエリート忍者になってほしいという熱い期待を寄せながらも温かい家族を演じる。中村は「僕にぴったりの父親役ですし、(以前から知り合いの)三池監督が撮影されるということもあり、今回参加させていただくことになりました」とコメント。檀は「くノ一らしい(刃物を扱う)シーンもあり、アクションを一発で決めるのは難しかったです」と話すように、華麗なアクションシーンもこなし、新境地を見せている。

昨夏の撮影では強い日差しの照りつける中、家族3人で農作業を行い、父と子でキャッチボールならぬ"キャッチ手裏剣"も楽しむなど、和気あいあいとした撮影現場だったというが、中村は「経験豊かな役者さんのようにしっかりしており、僕よりも大人なところもあり驚きました」と舌を巻き、檀は「元気いっぱいな乱太郎を演じていた清史郎くんは、礼儀正しい"こども店長"でした(笑)」と

映画『忍たま乱太郎』は、三流忍者の家に生まれた乱太郎(加藤)が、エリート忍者になってほしいという両親の期待を胸に忍術学園へ入学し、仲間のしんべヱ(木村風太)、きり丸(林遼威)らとともに楽しい学園生活を送りながら、さまざまな事件に足りない知恵を絞って立ち向かい活躍する冒険活劇。