リサーチ・イン・モーション・リミテッドは、スペイン・バルセロナで2月14日から17日まで開催される「Mobile World Congress 2011」で、同社初のタブレット端末「BlackBerry PlayBook」に4Gおよび3Gモデルを追加するとことを明らかにした。
PlayBookは、7型WSVGA(1024×600)タッチスクリーンを搭載したタブレット端末。ARM Cortex A9ベースの1GHz動作のデュアルコアプロセッサ、1GB RAMを搭載。フロントに300万画素カメラ、背面に1080pのHDビデオ撮影が可能な500万画素カメラを備える。 インタフェースは、microUSB、microHDMI。本体サイズは130×193×10ミリで、重さは400g。
今回新たに、LTEおよびHSPA+に対応したモデルを追加。既存のWi-FiおよびWiMAXモデルと合わせて4機種を提供する。現時点では新モデルの詳細なスペックは公開されていない。
なおRIMではPlayBook新モデル追加発表と同時に、BBM(BlackBerry Messenger)を利用した新しい課金プラットフォームを発表。こちらは、既存のBlackBerry App Worldとキャリア課金をつなぐシステムで、BBMを通じてアプリケーションやプリペイドの通話時間などを家族や友人に安全にプレゼントすることができるという。サービス開始時点では特定キャリア向けに提供されるが、今後BlackBerry App Worldのキャリア課金などが一般的になることで幅広いサービスを提供することが可能とのこと。
このほか、BlackBerryスマートフォン向けアプリケーションとして旅行をプランからホテルの予約までオールインワンでサポートする「BlackBerry Travel」の提供を開始。BlackBerryスマートフォン向けのアプリマーケット「BlackBerry App World」が利用できる国が100カ国以上に拡大したことも明らかにした。