既報の通り、Sony Ericssonは13日(現地時間)、スペイン・バルセロナにおいてAndroid搭載スマートフォン「Xperia PLAY」「Xperia neo」「Xperia pro」の3機種を発表した。

キーボード付きや低価格モデルを用意

本稿では、Xperia neoとXperia proについてレポートする。Xperia PLAYについては、こちらの記事が詳しいので参照いただきたい。

Xperia neo、Xperia proはともに、Android 2.3(Gingerbread)を採用したスマートフォンで、3.7型のFWVGA液晶(854×480ピクセル)を搭載。高画質な映像再生な「モバイルBRAVIAエンジン」、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を採用し、高画質な映像再生、高精細な静止画・動画の撮影が可能。加えてHDMI端子を搭載し、ディスプレイ表示をテレビに出力することが可能。ソニーの液晶テレビ「ブラビア(BRAVIA)」であれば、付属のリモコンを使用して、端末側の機能(ビデオ再生など)を操作することもできる。

Xperia neo(左)とXperia pro

寸法はXperia neoが116×57×13mm、Xperia proが120×57×13.5mm。CPUはいずれも1GHzのSnapdragon MSM8255(Qualcomm製)を採用。通信方式はGSM/GPRS/W-CDMA/HSPAをサポートする。

Xperia arcも含めて4機種のラインナップ

Xperia neoは、Xperia arcの低価格モデルという位置づけ。最新の機能を備えつつ、Xperia arcよりも購入しやすい価格帯になるそうだ。

Xperia neo

本体側面

本体上部にはHDMI端子を装備

Xperia proはスライド式のQWERTYキーボードを搭載。メール表示時にキーボードをスライドさせると自動で返信や転送のメニューが起動するなど、キーボードを快適に利用できるよう工夫されている。

Xperia pro

本体下部にキーボードが収納されている

本体側面

本体背面

2カラムのメールアプリ。ドラッグ&ドロップによるメールの移動やカラムの幅調整なども可能。ただ、展示機では動画での紹介だけだった

Xperia neoは今年第1四半期の終わり、Xperia proは第2四半期の終わりに発売する予定だ。