睡眠中に起こったことが驚きとともに明らかに
いびき、歯ぎしり、寝言など、本人が知らないだけで、睡眠中にはさまざまなことが起こっている。「あなたが寝てる間に」は就寝中に寝室で起こったことを録音し、起床後、眠っている間に何が起こっていたのか確認できるアプリだ。
使い方は簡単。「Sleeping」タブをタップすると時間をセットする画面が現れる。ここで、アラームの鳴る時間(記録の終了時間)を設定する。アラーム音が必要なければ切ることもできる。
「Start」をタップすると音楽を流しながら寝るかどうか訊ねてくるので、眠りにつくまでBGMを流しておきたいなら「iTunes音楽選択」を、必要なければ「そのまま眠る」をタップする。続いて目覚ましに使う曲、またはアラーム音をセレクトし、「OK」をタップすると記録が開始される。「iTunes音楽選択」を選んだ場合、就寝時はBGMの再生音量が時間が経つにつれだんだんと小さくなり、起床時は反対に音量が次第に大きくなっていく。現行のバージョンでは実現していないが、今後のアップデートでBGMの継続時間を設定できるようになる模様だ。
時間が来ると記録が終わる(アラームが鳴る)。「History」タブをタップして結果をチェックしてみよう。おそらくあなたは驚愕の事実を知ることになる(ならないかも)。記録されたデータはグラフ、数値、オーディオとして確認でき、オーディオデータはメール添付での送信も可能。
「Setting」タブでは記録のための音質やアラーム音などが変更できる。各種設定項目の中で一番重要なのは「センサーズ」の設定値だ。この数値を小さくすると小さい音や動きでも録音が開始されるのだが、その分、記録の頻度が高くなり、寝具の擦れる音ばかりが拾われてしまうということも起こりうる。初めての記録で自分のいびきや歯ぎしりの音が大きいと分かれば、ある程度数値を大きくして、余計な録音をしないように設定することもできる。標準的な設定値はスライダー中央位置の0.15ということだ。
なお、本アプリはバッテリの消費量が結構な様子なので、使用中に落ちないようにフル充電してから、または充電しながらの使用を強く勧める。特にアラーム機能をセットしている方はご注意を。起きる時間に電源が落ちてて目覚ましが鳴らなかったでは洒落にならない。
対応モデルは、 iPhone、iPod touchおよびiPad互換、OSはiOS 3.0以降、ジャンルは健康&フィットネス、アプリサイズは9.6MB、対応言語は日本語、中国、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、ロシア語、執筆時のバージョンは1.02。