間もなくと噂される新型MacBook Proのスケジュールについては、Sandy Bridge(第2世代Intel Core)を搭載するのが確実視されていることもあり、「Intel 6シリーズ」チップセットのトラブルの影響による遅延が懸念されていた。しかしAppleInsiderが、チップセットトラブルのMacBook Proへの影響は軽微で、遅延も最小限だとの情報を伝えている。別のルートからは、3月1日が発表日になるのではないかという話が出てきている。
AppleInsiderによれば、MacBook Proの現行モデルでは光学ドライブとHDDにそれぞれ1ポートのSATAを割り当てており、新モデルでも同様である可能性が高いという。したがって、「SATAの2番~5番ポートで問題が発生し、0番~1番ポートには問題が発生しない」というIntel 6シリーズのトラブルからはほとんど影響を受けないというのだ。AppleInsiderは事情通の話として「MacBook Pro新製品の一部がトラブルの影響を受けた」とし、「製造メーカーは該当モデルのロジックボードに小さな変更を加えることにした」というものの、「この変更による遅れは2週間に満たないものだ」と伝えている。
このMacBook Proのアップデートについては、3月11日前後にアップデートされるのではないかという情報を先日お伝えしたばかりだが、こんどは3月1日リリースという噂が流れている。この話の出所はデンマークのブロガーであるKenneth Lund氏で、同氏のブログ内容を伝えているMacRumorsによれば、Lund氏はデンマークの大手販売業者のひとつから、現在MacBook Proの供給が少なくなっているが、3月1日にはアップデートされた新型MacBook Proが到着すると聞いたという。3月1日は火曜日なので、Appleの新製品発表の慣例にも合致する。
また、MacBookファミリーへのSandy Bridge採用については、MacBook Airのアップデートが6月に行われ、Sandy Bridgeを搭載してくるのではないかという話を、Appleの製品計画に詳しい情報源の話としてCNETが伝えている。MacBook Airは現行MacBook Proの13インチモデルと同じIntel Core 2 Duoを搭載しており、MacBook Proが13インチモデルも含めてSandy Bridgeへ以降するのであれば、次はMacBook Airの番というのは当然の予測といえる。