Sony Ericssonは13日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開幕する世界最大のモバイル関連見本市「Mobile World Congress 2011」を前に、「Xperia PLAY」を含むスマートフォン3機種を発表した。Xperia PLAYは、スライド式のボディに携帯ゲーム機「PSP」のようなコントローラーを装備した端末で、新たにゲーム市場を開拓したい考えだ。
Xperia PLAYは、Android 2.3(Gingerbread)を搭載したスマートフォンで、Gingerbreadで搭載されたゲームパッド用のAPIに対応。十字キーやL/Rボタン、アナログパッドなどを搭載しており、携帯ゲーム機と同じ操作性でゲームを楽しめる。PlayStation Suiteを介して配信されるゲームなどをダウンロードして遊ぶことができ、スマートフォンならではの通信機能を使ってゲームダウンロードなどが可能だ。当初はソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のPlayStation用のゲームなどが配信される予定。
3月から米通信大手のVerisonから発売される予定で、価格などは未定。詳細なスペックも現時点で非公表だが、1GHzのCPU、510万画素カメラ、4インチディスプレイなどを搭載する模様だ。
同時に発表された「Xperia neo」は、1月にInternational CES 2011会場で発表された「Xperia arc」の下位に位置するコンパクトモデルで、XPERIA arcよりも厚く、コンパクトなボディを採用。「Xperia pro」は、スライド式のQWERTYキーボードを採用したモデルとなっている。各機種の詳細は別途レポートする。
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