神奈川・パシフィコ横浜にて開催中のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+」。ジェネラル・イメージング・ジャパンのブースでは、「デジタルカメラグランプリ(VGP)」で金賞を受賞しているDLPプロジェクター内蔵モデル「PJ1」などの新製品が展示されていた。

5型~70型の大画面をカバーするプロジェクター内蔵モデルのPJ1は、2009年に日本のデジタルカメラ市場へ参入した同社が「技術力をアピールするため」に開発したモデル。「今年で日本に出てきて3年目。どのくらいの技術力があるのかが問われている」(同社スタッフ)と言い、15倍ズームと1,410万画素センサーを備えつつ、低価格を実現した「GE-X5」に続き、「GEはこんなものも出せるんだ! と思っていただきたい」と勝負をかける製品だ。

プロジェクター内蔵モデル「PJ1」。USBケーブルで接続すれば、パソコン内のデータを投映することもできる

「PJ1」のデモ。さまざまな画像が映し出され、幻想的

動画投映時のタイムラグなど従来のプロジェクター内蔵カメラが抱えていた問題点を「すべて改善した」という同作は3月初旬に発売予定で、実売想定価格は3万円前後。会場には、実際に複数のPJ1で投映した画像を体験するスペースも用意されている。

2月21日発売予定の有効1410万画素モデル「C1433」。推定市場価格は7,000円前後

コンパクトな15倍ズーム機「GE-X5」。実売2万円以下を実現している

京扇子の老舗「宮脇賣扇庵」特製の和柄ケースと、京くみひもを現代に受け継ぐ「昇苑くみひも」の開運・招福ストラップを同梱した「京modern」セット

このほか、同社が推進する「映育」も紹介。映育とは、体育・知育・食育などと同様に写真や映像、その表現ツールとしてのカメラを通して、子どもや若者たちの豊かな感性を育むことを目的とした活動で、同社では、各地の幼稚園や小中学校にデジタルカメラを貸与するなど、子どもたちの写真撮影・映像制作体験を支援している。

同社が力を入れる取り組みのひとつ、「映育」