エフセキュアは10日、Android端末向けのセキュリティソリューション「エフセキュア モバイル セキュリティ」を発表した。4月中旬頃に提供を開始する。
エフセキュア モバイル セキュリティは、法人、サービス事業者経由で提供されるセキュリティソリューション。主な機能としては、携帯端末の「ウイルス対策/スパイウェア対策」「紛失や盗難時の位置情報の特定」「遠隔からのデータ消去」「操作ロックなどの盗難対策機能」に加え、「ブラウザ保護」「ペアレンタルコントロール」などの機能を搭載する。定義ファイルの配信サービスなどのバックエンドシステムをエフセキュアがサポートすることで、運用コストを最小限に抑えることができるという。
ブラウザ保護機能では、ユーザーがオンラインショッピングやTwitterやFacebookなどのソーシャルネットワーク(SNS)を利用する際に、危険なサイトへのアクセスを未然に防ぐことができる。ペアレンタルコントロール機能では、性的・暴力的な表現などのサービスやコンテンツの利用に制限をかけることが可能。
このほか、管理ポータル上で、セキュリティ情報やライセンスの設定・監視を一括管理でき、ユーザーの利用状況をリアルタイムに取得できる。さらに、ユーザーにメッセージを送信することも可能で、顧客の嗜好やニーズ、購買履歴などに合わせて一人一人個別に的確なメッセージを展開できる。