マカフィーは、同社McAfee Blogにおいて2月14日のバレンタインデーに向けてのセキュリティトピックス「恋愛詐欺と脅威―バレンタインに向けての注意喚起」を掲載している。
ブログでは、バレンタインデーをはじめ、よく使われる"恋愛"を利用した詐術を紹介。出会い系サイトなどでの手口、Match.comのユーザーをターゲットにしたKoobfaceワーム、古代インドの愛の教典「カーマ・スートラ」を名に冠するスライド「KamaSutra PowerPoint」などの恋愛系エクスプロイト、メールを使ったグリーティングカードを装うなど心の隙間をターゲットにした手法を紹介している。また、年間を通して恋愛を利用した手法は多くあるが、バレンタインデーに関しては通常以上の恋愛詐欺が予想されるとして以下のような対策を掲示している。
- 出会い系サイトに会員登録する際は有名なサイトを選び、登録した後はしばらくの間、名前を明かさないでいましょう。不誠実な人やうんざりさせる人に出会った場合も、安全を保つことができます。
- プロフィールは慎重に作成してください。いかなる状況下でも、氏名、住所、電話番号などの個人情報を絶対に投稿しないでください。
- 初めて相手に会う際は公共の場所で会い、自宅の住所は決して教えないでください。危険を感じたときは、即座にデートを終わらせてください。また可能であれば、会う前に相手の情報が他のオンライン情報と一致するかどうか、調べてください。
- 相手が金銭に関する話をしてきた場合は、すぐにサイト管理者に報告してください。
- 見知らぬ人からのメールや電子カードのリンクを絶対にクリックしないでください。電子カードを受け取った場合、リンク先のアドレスをチェックし、正規の電子カードサイトであることを確認してください。信頼できない場合は、決してクリックしないでください。