映画『ランウェイ☆ビート』の完成披露試写会が8日、東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの瀬戸康史、桜庭ななみ、桐谷美玲、IMALU、田中圭、加治将樹、小島藤子と大谷健太郎監督が出席した。
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同作は、天才的なデザイン能力を持つ転校生の溝呂木美糸(ビート/瀬戸康史)がリーダーとなって、塚本芽衣(メイ/桜庭ななみ)らとともに文化祭でファッションショー開催するために奔走する青春物語。原作は原田マハの同名ケータイ小説。
瀬戸は「自分もファッションが好きで、古着をバラバラにして縫い合わせたり、服にスプレーで絵を描いたりしていたので、運命といっていいほど美糸とは似ているんです。不思議な感じでしたね」と振り返り、桜庭は「美糸は自分が成長できる相手で尊敬もできる。私のタイプに似ているかも」と話し、「芽衣は思いをなかなか言い出せない子ですが、私は当たって砕けろなタイプなんで、そこは似ていないかもしれません(笑)」とはにかんだ。
また、高校生にして人気ファッションモデル役で出演した桐谷は「私も高校のころからモデルの仕事をしているので、学校になかなか行けないこととか、『こんなことを思っていたなぁ』と思い返しながら演じました」としみじみ語っていた。
同作は一部3D上映される。3D映画といえばアクションやSFのイメージが強いが、大谷監督は「ファッションショーは3Dにぴったり。本来はライブで見るべきなんですが、3D映像だと現場に立ち会っている感じが出るんです」と自信を見せていた。
映画『ランウェイ☆ビート』は、3月19日より全国公開。