全米を超常現象で震撼させた低予算ホラー映画の続編『パラノーマル・アクティビティ2』(トッド・ウィリアムズ監督 2月11日公開)の試写イベントが8日、都内で行われ、超常現象肯定派のモデル・小森純と超常現象否定派の早稲田大学・大槻義彦名誉教授が"超常現象バトル"に挑んだ。

映画『パラノーマル・アクティビティ2』のイベントに出席した小森純と大槻義彦名誉教授 拡大画像を見る

イベント前に試写を鑑賞した小森は、「ムリ! 超怖かった」と衝撃が冷めない様子で、恐怖のあまり「教授に体を寄せちゃった(笑)」と語ると、大槻教授は「抱きつかれるんじゃないかと思った。逃げましたけど」と小森の先制攻撃? をクリアしたことを明かした。

本作で描かれる超常現象が存在するかを肯定派・否定派で競う同イベント。大槻教授は「否定はしていないですよ! こういう現象は実際に起こります。ただ、解釈が違うんです」と肯定派に転じながらも、霊的なものではなく、あくまで理論的なものだと強調。そんな中、小森が「番組で廃墟のロケに行った時にラップ音がすごくて、霊がいるのかなと思った」と実体験で反論すると、「そんな音ならうちに来ていただければ、夏場はいつでもお聴かせできます。熱収縮で板がきしんだだけ」と科学的な根拠で論破。それでも納得できない小森が「小さい時に実家で寝ていたら、真っ黒な蛇が天井を這っていたんですけど」と主張すると、大槻教授は「夢でも見たんじゃないですか」と一蹴し、会場を盛り上げた。

試写会では、小森と大槻教授が脈拍の測定器を付けて鑑賞し、その様子を暗視カメラで撮影。脈拍の最高値が77だった小森に対して、大槻教授は90を超え、「怖がり」の一面が露出する結果に。「そりゃ怖いですよ!」と本心を打ち明けると、会場は笑いに包まれた

先月、恋人の存在をブログで報告した小森。最近の"パラノーマル"な出来事について報道陣から問われると、「彼氏ができたのが驚きでしたね。バレンタインデーは(本作を)一緒に観に行って、抱きつけたら最高!」と照れ笑いを浮かべ、順調ぶりをアピールしていた。

さらなる衝撃的映像が展開する『パラノーマル・アクティビティ2』は、2月11日(金)よりシネマサンシャイン池袋&TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開。