2月9日から12日まで、神奈川・パシフィコ横浜にてカメラ映像機器工業会(CIPA)が主催する、カメラ映像ショー「CP+(シーピープラス)」が開催される。第2回目となる今年は、出展企業数・出展小間数も78団体・762小間と前回より増加しており、5万人の来場者を見込む。また、ビジネスユーザーに特化した商談の場「Business Meets」にも25団体・45小間の参加が決定している。

国内外の写真映像に関わる企業が集まり、カメラ・レンズをはじめフォトプリンター、フォトアクセサリー、望遠鏡などの写真映像関連商品や最新技術を紹介するというCP+は、ユーザーにとっては各社から続々と発表されている新製品を発売前に実際に体験できる場所。「ワールドプレミア ここからはじまるフォトイメージング」をテーマに展開する今年のCP+では、まだ発表されていない新製品がお披露目されることも期待できる。

「カメラの元旦を2月9日にしたい」とCIPAが力を入れている「CP+」

会場では各メーカーのブース展示のほか、「撮る・見る・つながる」をキーワードとした、さまざまなセミナーやイベントも実施。Photoshopの"生みの親"であるトーマス・ノール氏やPMAI 松本行彦氏によるゲストスピーチ、各メーカーの最先端の技術について学ぶ「CP+技術アカデミー」、主要メーカー上級エンジニアによる「パネルディスカッション」などカメラ好きも納得の企画のほか、「写真と味で楽しむ日本全国駅弁旅」と題し、鉄子で写真家の矢野直美氏プロデュースによる駅弁と写真のコーナーを展開し、日本全国の駅弁も販売される。このほか、CP+の入場パスを提示すると近隣施設・店舗でサービスを受けられるキャンペーンも実施され、CP+見学後は横浜の街を楽しんでいくこともできる。

盛りだくさんのCP+だが、事前登録すれば入場は無料。登録はCP+公式サイトから行え、実施予定の全イベントやセミナーの情報も同サイトにて確認できる。

なお、今回は会場を最終日以外は前回より1時間延長して18時までオープン。平日でも余裕をもって新製品を体感することができるようになった。ただ、初日となる9日の10時~12時はプレミアタイムとなり、出展者からの招待や報道関係者のみ入場可能となっているので注意が必要だ。