日立マクセルは、Wireless Power Consortium(WPC)が策定したワイヤレス給電規格「Qi(チー)」に準拠したワイヤレス充電機器を4月25日より発売すると発表した。
今回同社が発表したワイヤレス充電機器は、電磁誘導方式を採用することで、ケーブルやコネクタを使用せずに携帯機器への充電を可能とした製品。自身のiPhone 4本体に専用のワイヤレス受電スリーブを装着し、送電パッドの上に置くだけで充電することができる。ラインナップはiPhone 4専用ワイヤレス受電スリーブ「WP-SL10A.BK」とワイヤレス送電パッド「WP-PD10.BK(ダブルタイプ)」「WP-PD10S.BK(シングルタイプ)」の3製品。
「WP-SL10A.BK」はiPhone 4をすっぽり包むケース型で、寸法・重量は63×125mm×14mm(突起部を除く)・約40g。ワイヤレス受電スリーブのWP-PD10.BK(ダブルタイプ)は、215×185×15mm(突起部を除く)・約350g(ACアダプタを除く)のシート型で、同時に2台のiPhone4を充電が可能。「WP-PD10S.BK(シングルタイプ)」は、112×188×15mm(突起部を除く)・約180g(ACアダプタを除く)となっている。
「WP-SL10A.BK」と「WP-PD10.BK(ダブルタイプ)」を4月25日より、「WP-PD10S.BK(シングルタイプ)」を5月に発売する。価格は3製品ともにオープンで、実売予想価格は「WP-SL10A.BK」が2,900円前後、「WP-PD10.BK(ダブルタイプ)」が6,900円前後(「WP-PD10S.BK(シングルタイプ)」は未定)となっている。