米Kyocera Communicationsは7日(現地時間)、2つのタッチスクリーン液晶を搭載したスマートフォン「Kyocera Echo」を発表した。

Kyocera Echoは、タッチ操作に対応した3.5インチWVGA液晶を2つ搭載したスマートフォン。2つの液晶をつなげて4.7インチディスプレイとして表示可能なほか、それぞれの画面に別々のアプリを起動してマルチタスク操作を行える(起動できるアプリは、電信メールやWebブラウジングなど7つのアプリのみとなっている)。このほか、片方にメール作成画面、もう片方にソフトウェアキーボードを表示するといった使い方も可能。

Kyocera Echo

OSにはAndroid 2.2を採用し、各種Googleサービスが利用できる。チップセットは最大動作周波数1GHzのSnapdragon processor(QSD 8650)を採用。内蔵メモリは1GBで、最大32GBのmicroSDカードに対応する。モバイルカメラは5メガピクセルで、オートフォーカス、デジタルズームのほか、720pのHD動画撮影に対応。加えて3.5mmステレオジャックを搭載するほか、Wi-Fiルータとしても利用可能で、最大5台のWi-Fi機器を接続できる。通信規格は3GとWi-Fi(802.11 b/g)に対応。Bluetooth 2.1+EDRもサポートする。

Kyocera Echoは、米Sprintが今春に発売する予定。2年間の通信サービスを契約し、さらに100ドルのメール・イン・リベートも利用した場合の価格が199.99ドルとなっている。