東京海上日動火災保険は7日より、タブレット型端末を利用した保険案内の提供を順次開始した。同社では、生損保一体型商品「超保険」について、商品コンセプトをわかりやすく紹介する動画や、コンサルティングをスムーズに行うためのツールを開発。「iPad」をはじめとするさまざまメーカーのタブレット型端末を使用し、全国の超保険取扱代理店約7,500店でサービスを提供する。
7日からは動画を使用したサービスの提供を開始。「超保険」のコンセプトと商品の仕組みの概要を説明した動画をタブレット型端末やパソコンにインストールすることで、場所や時間を選ばずに「超保険」を案内できるツールとして活用することができる。
2月末開始予定のコンサルティングツールは、直感的な操作が可能なほか、ユニークな動きや遊び感覚を取り入れるなど、タブレット型端末の特徴を生かして開発。保険プラン作成に必要な顧客情報を入力したうえで、家族を取り巻くリスクの全体像を表示し、現在の備えの過不足や備えておきたいリスクの優先順位を分かりやすく確認することができるという。
同社はさらに、タブレット型端末やパソコンなどの各種電子デバイスを使用して、パンフレットなどを閲覧できるよう、文書の電子化を推進。2月末からは、顧客へタイムリーな商品説明を行うために、パンフレットやチラシ等をメールで送付する新商品説明スキーム「Webチラシ」を導入する予定としている。