電気通信事業者協会(TCA)は7日、1月末日時点での携帯電話・PHSの契約数をとりまとめて発表した。新規契約から解約を差し引いた純増数では、今月もソフトバンクが首位をキープ。2位はNTTドコモ、3位はイー・モバイル、4位はKDDIだった。
ソフトバンクは24万600増で、累計契約数は2,464万500契約となった。「iPhone 4」、「iPad」(アップル製)が好調なほか、年末には「GALAPAGOS 003SH」(シャープ製)などAndroid 2.2を搭載した端末の発売を開始している。
2位のNTTドコモは13万4,000増で、累計契約数は5,734万4,000契約だった。「GALAXY S」(Samsung製)の売れ行きが好調。12月には「REGZA Phone T-01C」(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)を投入した。3位のイー・モバイルは8万1,500増で、累計契約数は300万5,100契約。1月14日からAndroid 2.2を採用したWi-Fiルータ「Pocket WiFi S」(Huawei製)の提供を開始している。4位のKDDI(au)は6万7,000増で、累計契約数は3,259万4,400契約だった。
携帯電話全体の累計は52万3,100契約増で、1億1,758万4,000契約となった。なお、ドコモの2in1契約は6,200減で累計40万600契約、ソフトバンクのダブルナンバーは600減で累計3万3,900契約。
グループ | 純増数 | 累計 |
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NTTドコモ | 134,000 | 57,344,000 |
KDDI(au) | 67,000 | 32,594,400 |
ソフトバンクモバイル | 240,600 | 24,640,500 |
イー・モバイル | 81,500 | 3,005,100 |
携帯電話総計 | 523,100 | 117,584,000 |
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの純増数には、プリペイド契約および通信モジュールサービス(イー・モバイルを除く)についての純増(減)が以下の通り含まれる。
グループ | 純増数のうち | |
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プリペイド契約 | 通信モジュール | |
NTTドコモ | -1,600 | 16,200 |
KDDI(au) | -6,300 | 48,400 |
ソフトバンクモバイル | 8,300 | 42,700 |
イー・モバイル | 1,700 | - |
PHSではウィルコムが400減で、PHS全体で364万7,400契約となった。同社では12月3日よりオプションサービス「だれとでも定額」を、1月21日より「もう1台無料キャンペーン」を提供開始している。
グループ | 純増数 | 累計 |
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ウィルコム | -400 | 3,647,400 |
PHS総計 | -400 | 3,647,400 |
無線ブロードバンドサービス(BWA)のUQコミュニケーションズは7万5,900増で、累計60万300契約となった。
グループ | 純増数 | 累計 |
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UQコミュニケーションズ | 75,900 | 600,300 |