キヤノンは7日、「PowerShot A」シリーズから、シリーズで初めてアルミのフロントとリアカバーを採用した、カラフルなボディデザインのスタイリッシュモデル「PowerShot A3200 IS」を発表。17日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は1万6,000円前後。

アルミのフロントカバーを採用した「PowerShot A3200 IS」

同製品は、「PowerShot A3100 IS」の後継機で、広角28mmからの光学5倍ズームレンズと、有効約1,410万画素のCCDセンサーを採用したコンパクトデジタルカメラ。同社独自の映像エンジン「DIGIC 4」を搭載し、HD動画撮影機能や手ブレ補正機構(IS)も装備する。

背面には2.7型液晶モニターを採用した

また、32のシーンを認識する進化した「こだわりオート」や、人物のほかに動物や乗り物などの動く被写体にもピントと露出を合わせ続ける新機能「主役フォーカス」も搭載。「クリエイティブフィルターモード」では、「極彩色」や「魚眼風」などの演出効果に「トイカメラ風」と「モノクロ」が加わって、計6つの効果を利用できるようになっている。

そのほかの新機能として、「明るさ」「あざやかさ」「色合い」の調節を行うバーが1画面内に並んで表示され、まとめて設定が行える「ライブビューコントロール」、ストロボ使用禁止と操作音のオフをまとめて設定し、光量が不足していた場合はISO感度を自動的に上げる「マナーモード」が搭載されている。