初日を迎えたミュージカル『ヒロイン~女たちよ タフであれ!~』の公開舞台稽古が2日、東京・銀座の博品館劇場で行われ、榊原郁恵、早見優、松本伊代、石野真子が出席した。

左から松本伊代、榊原郁恵、石野真子、早見優 拡大画像を見る

初日公演の直前に公開稽古を終え、これまで積み重ねてきた成果を報道陣に披露した主演の4人。榊原は「稽古が大変? 全然そんなことはなく、みんなが揃っていると安心しますね。最初のころは『揃ってない』と注意されましたが、今はグループ感が強くなりました」と仕上がりに自信を見せた。キュートな衣装姿の早見は「こういう可愛い格好は嬉しいですね。アイドルの時はシンプルな衣装が多かったので、こんなに可愛い格好なんてしていなかったです」と笑顔。

榊原が「(4人が揃うことは)もう見られないかもしれません」と話す一方で、早見は今後も4人で活動することに意欲的。「エイベックスの方とかいらっしゃいませんか?」と売り込むと「事務所の方がいたら引くよ(笑)」と榊原が苦言を呈す場面も。だが榊原は「だんだんその気になってきましたね」と満更でもない様子だった。

ミュージカル『ヒロイン~女たちよ タフであれ!~』は、2月3~10日の期間で東京・銀座博品館劇場ほか全国5会場で上演される

本舞台は、作曲家で音楽監督の深沢桂子の提唱のもと、演出家で振付家の川崎悦子、脚本家で作歌詞家の高橋智伽江といった女性クリエーターが集い、オリジナルミュージカルを創るために立ち上げた"I DO BATTER PROJECT"の第1弾となる作品。25年前に解散したアイドルグループ"ミューズ"。1日限りで再結成を果たした4人のメンバー(榊原郁恵、早見優、松本伊代、石野真子)が、大人で可愛いパフォーマンスを繰り広げる。