LGエレクトロニクス・ジャパンは3日、従来よりも開口率が高いUH-IPSパネルを採用し、LEDバックライトを搭載した20インチ液晶ディスプレイ「IPS206T-PN」を発表した。発売は2月上旬より。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,000円前後。

IPS206T-PN

「IPS206T-PN」に採用されているUH-IPSパネルは、従来のH-IPSパネルよりも画素の開口率を最大18%向上させ、IPSパネルの弱点とされる輝度やコントラストの低下を改善。IPS方式ならではの優れた色再現性を損なうことなく、明るく鮮明な映像を表示する。また、LEDバックライトによるきめ細かな調光制御や映像エンジン「f-ENGINE」の搭載により、画面全体に一定の明るさを保つ。LEDバックライトはほぼゼロ水準に近いレベルまでの調光制御が可能なため、特に深い色や黒色の表現が鮮やかで、デジタルファインコントラスト機能作用時では最大5,000,000:1のコントラスト比を実現する。

最大解像度は1,600×900ドット、輝度は250cd/平方メートル、コントラスト比は5,000,000:1(デジタルファインコントラスト無効時1,000:1)、視野角は垂直178度/水平178度、ドットピッチは0.276mm。応答速度は14ms(GTG)/4.4ms(GTGσ)/6ms(GTG BW)/1.2ms(GTG BWσ)。上方15度~下方5度のチルトが可能。入力インタフェースはD-Sub/DVI-D。サイズ・重量は、W479.9×D230.0×H383.0mm、3.1kg(いずれもスタンド含む)。VESA75mmマウント対応。