京王プラザホテル(東京・新宿)は、開業40周年を機に婚礼部門の強化を目指して約1億9,000万円をかけて進めていた婚礼諸施設の大幅拡充が全て終了し、このほど新ブライダルフロア「プラザ・クルール」を本館6階にオープンした。

「プラザ・クルール」

新フロアには、ブライズルーム7室と、神殿「高砂」(2008年10月改装)、写真室(有賀写真室)を配置。デザインは、花嫁のドレスが最も引き立つ色彩と光をイメージし、ウエディングの厳かさとピュアな世界観を表現したという。ブライズルームは広さ約22平行メートルの完全個室で、トイレ、幅170cm×高さ190cmの姿見、ドレッサー、レザーチェアなどを用意している。なお、新フロアの名称は、これからの人生を新郎新婦2人の色で染めていって欲しいとの思いから、フランス語で「色」を意味する「クルール」を採用したとのこと。

また、同ホテルは本館10階にブライズルーム「プラザ・アネシス」を1月9日にオープン。同ルームは、全4室からなるラグジュアリープラン利用者を対象にした1日1室1組限定専用ルーム。広さは1室約33平行メートルで、手前には37V型テレビなどを備えたソファコーナー、奥には大理石を使ったドレッサー、幅180cm×高さ190cmの姿見、シアーカーテンで仕切ることができるフィッティングスペースを配している。

「プラザ・アネシス」

新郎支度室

このほかにも、本館7階に新郎支度室とゲスト用婦人更衣室を用意。今後は、2010年10月にオープンした授乳室や力を入れているバリアフリー設備も含めて、ホテルの総合力をアピールし、「ウエディングにおけるホテルならではの良さを提案していく」としている。