クラウド型汎用書籍編集・制作サービス(CAS-UB)

アンテナハウスはこのほど、Webブラウザ上で完結できる書籍印刷用PDFおよび電子書籍の制作サービス『クラウド型汎用書籍編集・制作サービス(CAS-UB)』を開発した。

CAS-UBは、印刷物用PDFと電子書籍の両方を出力できるハイブリッド出版を可能にするサービス。紙書籍、電子書籍の編集作業を分けることなく、一回の編集作業で書籍印刷用高品質PDFとEPUBなどの形式による電子書籍を制作する"ワンソース・マルチユース"を実現している。電子書籍の出力フォーマットはEPUB 2.0のほか、EPUB 3.0にも策定され次第対応する予定。クラウド型サービスとして、編集機能はWebブラウザを通じて提供する。

CAS-UBの概要については、メディア業界の総合展示会「PAGE 2011」において、2月3日(木)実施の「電子書籍の未来とEPUBフォーマットの活用」で説明される予定。また、2月28日(月)開催予定のセミナー「EPUBで未来を開く」では、著者や編集者、制作者に向けてサービスの説明などを行なう予定となっている。