JR西日本グループのジェイアール西日本商事は10日、特急「雷鳥」引退記念グッズを8種類発売する。特急「雷鳥」は1964年に北陸本線初の電車特急として誕生し、46年にわたって北陸本線で活躍。最盛期は大阪と北陸方面を20往復したとのこと。近年は新型特急「サンダーバード」への置き換えが進み、3月11日に最後の1往復が引退するという。
今回は引退記念企画の第1弾として、雷鳥で使われた485系電車のボンネット型、パノラマグリーン車、貫通型、非貫通型の先頭車両をグッズ化したという。
「雷鳥クリアファイル2枚セット」(500円)は先頭車各タイプの写真をプリントしたA4サイズ。「さよなら雷鳥 2011.3.11」の文字が入り、写真にはヒゲ付きボンネットに「L特急」時代の柄入りヘッドマークなど貴重な姿もある。
「485系雷鳥非貫通チョロQ デラックスパッケージ台紙付き」(1,000円) は、485系電車の前面に貫通扉がない先頭車をモチーフにした。プルバック走行で遊べるだけではなく、付属の台紙にセットとして飾り棚などに置けるという。
「雷鳥非貫通 ピンズセット」(600円)は、485系電車の非貫通型先頭車の正面と、同車両に使用されたヘッドマーク、車体側面の行き先表示幕をピンバッジにした。ケースには「485系」「さよなら雷鳥 2011.3.11」の文字が入る。「雷鳥ロールメモ」(500円)は485系非貫通タイプをデザインした箱入り。引き出し口から「雷鳥」の主要停車駅をデザインしたメモ用紙が次々に出てくる。
「方向幕付き携帯クリーナー」は3種類の携帯電話ストラップ。「雷鳥非貫通」と「スーパー雷鳥」には大阪行き方向幕プレート、「雷鳥ボンネット」には金沢行き方向幕プレートが付属する。プレートの裏面には引退記念日の「2011.3.11」の文字が入る。各500円。
「雷鳥メタルキーリング」(500円)は、リングとナスカンを組み合わせたキーホルダーで、485系非貫通型、ボンネット型、パノラマグリーン車をデザインしたプレートと、ヘッドマークプレートが付く。
いずれも販売場所はJR西日本の主要駅にある売店やコンビニとのこと。ファックスやハガキによる通信販売も受け付ける。ジェイアール西日本商事の通販サイト「トレインボックス」でも販売する。また、2月4日~6日に横浜ランドマークタワーで開催される「ヨコハマ鉄道模型フェスタ2011」にて先行発売を実施するとのこと。