リコーは1日、2009年12月18日に発売したユニット交換式カメラシステム「GXR」の専用拡張ユニット1機種を新たに開発し、その概要を発表した。
GXRは、レンズ、撮像素子、画像処理エンジンが一体となったカメラユニットをボディに着脱することで、レンズ交換ができるユニット交換式カメラシステム。これまでカメラユニット4機種を発表しているが、今回新たに拡張ユニットとして「GXR用レンズマウントユニット」が開発発表された。
GXR用レンズマウントユニットでは、ライカMレンズなどを装着することにより、GXRでの撮影楽しむことが可能。また、装着したレンズの光学性能を生かす設計となっており、撮像素子としては、23.6mm×15.7mm(APS-Cサイズ 総画素数約1290万画素)のCMOSセンサー、および新開発のフォーカルプレーンシャッターを搭載する。
同製品は2011年秋の発売を予定しているが、2月9日から2月12日までの期間にて、パシフィコ横浜にて開催される「CP+」でも、デザインモックを参考展示する予定となっている。
なお、同社では「今回発表された開発機種の名称・仕様・発売時期は最終決定ではない」としている。