京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は2月1日、業務用スマートフォン向けのセキュリティ対策支援サービス「スマートフォン向けセキュリティサービス」の提供を開始した。
同サービスは、サーバ上のアプリケーションとスマートフォンにインストールされたアプリケーションの両方の視点からセキュリティ上のリスクを確認できるというもの。サービス開始時点では「スマートフォンアプリケーション診断」が提供され、基本的な端末設定基準の作成、端末紛失時にも被害を最小限にできるような対策の支援、開発者向けのガイドライン提供といったサービスを今春に追加。高いセキュリティの確保をトータルで支援していく。サービスの詳細は以下の通り。
サービス | 概要 | 提供開始時期 |
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スマートフォンアプリケーション診断(クライアント) | スマートフォンにインストールされたアプリケーションが個人情報などの重要情報を保持している場合の情報漏えいのリスク確認、root権限の奪取/脱獄(Jailbreak)された場合のリスク確認を行う | 2011年2月1日提供 |
スマートフォンアプリケーション診断(サーバ) | スマートフォンにインストールされたアプリケーションとサーバ上のアプリケーションを連携。動的な機能(データの入力チェック処理やデータベースの更新処理など)を有している場合に、サーバ上のアプリケーションのリスクを確認できる | |
セキュリティレベル確認 | 基本的なセキュリティレベルが保持されているかを確認。パスワード設定強度、Wi-Fiの自動接続許可、ブラウザのJavaScriptオン・オフの確認など | 今春提供予定 |
セキュリティポリシー策定支援 | 基本的な端末設定基準の作成から、紛失時を考慮した対策までを支援 | |
セキュア開発ガイドライン提供 | スマートフォンアプリケーション開発ガイドラインを提供し、必要に応じて教育も実施 |