損害保険ジャパンは1月31日、2011年4月保険始期の自動車契約から新たにWeb約款を導入し、顧客がWeb約款を選択した場合に保険料の一部を環境NPOなどへ寄付することで、希少生物種生息地の環境保全活動を支援する「SAVE JAPANプロジェクト」を開始すると発表した。

現在の日本は、地球温暖化などの自然環境の変化により、ホタルやメダカといったかつては人間の身近な場所に生息していた生物が絶滅の危機に瀕しているといわれている。そこで同社は、NPOを支援する中間支援組織の特定非営利活動法人日本NPOセンターと連携。自然環境の保全に取り組む環境NPOを支援する仕組みの導入を決定したという。

同プロジェクトの対象自動車保険商品は、個人用自動車総合保険「ONE-Step」、自動車総合保険「SUP」、ドライバー保険の3種類。2011年度の寄付先は、全国10カ所での環境保全活動支援を目的とし、主に環境NPOに寄付を行う。プロジェクトの展開内容については、15日に開設予定の同社ホームページ内「Web約款のご案内」ページにて、順次発表していく。

また、同社は今回のプロジェクト開始に合わせて「SAVE JAPANプロジェクト」キャンペーンを実施。4月1日~2012年3月31日の自動車保険契約に加入し、かつWeb約款を選択した顧客の中から、抽選で旅行券や全国共通図書カードなどをプレゼントする。詳細は「Web約款のご案内」ページにて発表予定。