デサントは31日、J1・ガンバ大阪と2020年までのオフィシャルサプライヤー契約を締結したと発表した。また、同社が展開するブランド・アンブロによる2011年度サプライウェアも発表された。

2011年シーズンを戦うガンバ大阪のゲームシャツ。サードのゲームシャツ(写真右端)には初めて黄色を採用した。クラブのマスコットキャラクター「ガンバボーイ」が持つ稲妻の黄色をイメージしたという

10年間という長期にわたるオフィシャルサプライヤー契約締結に関して、「今シーズンで20周年を迎え、さらなる活躍が期待されるガンバ大阪と、デサントの考えが合致した」と同社は説明した。今後も引き続き、ガンバ大阪の選手・スタッフに、アンブロによるユニフォームやプラクティスウェアを供給する。

2011年度サプライウェアの開発コンセプトは「軽さ」と「動きやすさ」。ベース素材には4WAYストレッチで伸縮性に優れた布帛(ふはく)を採用し、これにストレッチメッシュなど複数の素材を加えた。

開発にあたっては、選手による実着の感応テストも行われた。ガンバ大阪に所属し、日本代表のレギュラーとしてAFCアジアカップカタール2011の制覇に貢献した遠藤保仁選手も実着を行っており、「今まで着たことのあるユニフォームの中でも、かなり軽いと思いました。僕はインナーシャツとの重ね着をするのですが、そういう着方も考慮した工夫がされていて、よりパフォーマンスを発揮できると聞いているので、とても期待しています」とコメントを寄せている。

細身ながら「軽さ」と「動きやすさ」を両立させたゲームシャツ。遠藤選手も「このユニフォームは生地が非常に伸びるので、タイトに着た時でも動きやすい」と評価している

なお、2月10日より全国のサッカー専門店などで、2011年度サプライウェアのレプリカ商品の予約を開始する。ガンバ大阪オフィシャルサイト内のオンラインショップでも予約を受け付ける。