ビットワレットは31日、同社が運営するプリペイド型の電子マネー「Edy(エディ)」において、「おサイフケータイ」に対応したAndroid搭載のスマートフォン専用『Android Edyアプリ』を新開発し、同日からサービスの提供を開始したと発表した。

「Android Edyアプリ」は、「おサイフケータイ」に対応したスマートフォン専用のアプリで、無料で提供。ユーザーは、EdyスマートフォンサイトかAndroidマーケットでアプリをダウンロードし、コンビ二やクレジットカードなどでチャージ(入金)すると、全国25万5,000カ所以上のコンビ二やスーパー、ドラッグストアなどの加盟店でEdyを利用できる。

従来のようにアプリ上で残高履歴や利用履歴(最大6件)を閲覧できることに加え、新機能として、スマートフォンのホーム画面で残高が表示されるウィジェット機能を追加。これにより、999円以下になると「そろそろチャージ」マークが自動的に表示され、ワンタッチでチャージ画面に切り替えることもできる。

クレジットカードからのチャージでは、頻度の高い入金金額のボタン(1万円、5,000円、3,000円、1,000円)から簡単にチャージできるなど、「操作性に工夫を凝らしている」(ビットワレット)。これによりユーザーは、ショッピング前に残高を把握でき、「残高不足による購入機会の損失を防げ、より快適にEdyでのショッピングを楽しめる」(同社)。

また、Edyの新着情報やキャンペーン情報をアプリ上から閲覧できる機能のほか、TwitterやFacebookにも連動しており、Twitterでは、利用履歴ごとにショッピングの情報を友人や知人などに共有できる。

「おサイフケータイ」独自のポイントサービスは、楽天スーパーポイントとANAマイレージクラブから始まり、他ポイントについても順次サービスを開始するという。また、同アプリのサービスの提供開始を記念して、チャージしてEdyをもらえる「スマートフォンでEdy! キャンペーン」を期間限定で実施する。

現時点での対象端末は、LYNX 3D SH-03C、REGZA Phone T-01C、IS03、GALAPAGOS 003SH、となっている。

なお、今春には、同アプリ限定で、自動的にスマートフォンにチャージができる「オートチャージ機能」を提供予定という。