実物大エヴァンゲリオン初号機の展示で話題を呼んだ富士急ハイランドに、こんどは"実物大エヴァ2号機"が建造される。このほど同施設が始動した「EVANGELION:WORLD第二次計画」の一環で、2号機建造を含む館内リニューアルが順次実施される。
EVANGELION:WORLDは、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の世界観を再現したパビリオンとして昨年7月にオープン。館内の第7ケイジには、巨大な実物大エヴァンゲリオン初号機が建造されるなどして話題を呼んでいる。この人気パビリオンが第二次計画としてさらにパワーアップされる。
第二次計画の目玉となるのが、実物大エヴァンゲリオン2号機の建造だ。その姿は、劇中で真希波・マリ・イラストリアスが搭乗することで見せた「ザ・ビーストモード」。現在シアターとなっている場所に建造され、使徒との戦いでネルフ基地に突っ込む2号機と初号機パイロット・碇シンジの対面シーンを再現する。劇中同様、マリが話しかけてくる演出もあるという。注目の2号機公開は2011年3月19日(土)からを予定している。
また、第二次計画の一環として2月11日よりリニューアルされたパビリオンが公開される。実物大エヴァ初号機の演出を強化。来場者を「政府視察団」に見立て、葛城ミサトが初号機の起動試験を行なう設定となる。また、初号機のあるエリアには、ネルフ本部の入口/エレベーター/休憩所などを再現したゾーンが追加され、撮影スポットとして開放する。このほか、実物大モノリスのゾーン中央に、ゼーレと碇ゲンドウが対話する際に使う机を配置、エントランスにはチタンアーティストの与吉氏が制作した3.2m長の「ロンギヌスの槍」を展示、ミュージアムの設定資料なども追加される。
さらに3月1日からは、富士急ハイランドのオフィシャルホテル「ハイランドリゾート ホテル&スパ」に、"綾波レイがプロデュースした部屋"をコンセプトにした一室限定ルームが用意される。部屋はレイのキーカラーである白と水色を使い、DVD鑑賞ができるエントリープラグ型のダブルベッド、壁にはレイが話しかけてくる仕掛けも。同室利用者は、チェックイン時に渡される指令書によるミッションも楽しめるようになっている。料金は37,000円~、2月1日(火)10時より予約を受け付ける。