シャープは27日、タッチパネル付きカラー液晶を搭載した新スタイル電話機「インテリアホン」シリーズから、新たに「インテリアホン JD-3C1CL/CW」を2月18日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は子機1台タイプ(JD-3C1CL)が1万7,000円前後、子機2台タイプ(JD-3C1CW)が2万5,000円前後の見込み。

「インテリアホン(JD-3C1CL)」カラーラインナップは3種類。左からホワイト系、ブラウン系、グリーン系

同製品は、2.8型TFTカラー液晶(240×320ドット)を本体に搭載したコードレス電話機。すでに販売中の「インテリアホン」シリーズ(7型TFTカラー液晶搭載モデル、4.3型TFTカラー液晶搭載モデルの2機種)に新たなラインナップとして追加された。本体サイズは約149(W)×92(D)×165(H)mmと、従来のインテリアホン(4.3型モデル)に比べ、設置面積を約20%削減したコンパクト設計となっている。

電話機能としては、相手の写真を確認してから電話が掛けられる「フォト電話帳」のほか、着信時に相手の写真を画面に表示する「フォト着信」機能に対応。さらに、電話帳登録番号からの着信は「緑色」、番号通知は「黄色」、番号非通知は「赤色」と、着信相手を色で知らせる「あんしん色々着信」機能を搭載した。そのほか、ドアホンのチャイム音を流して電話を切るきっかけを作る「チャイムでお断り」機能や、通話内容を録音する機能などを搭載している。

待機時には、液晶画面をデジタルフォトフレームとして使用できるほか、カレンダーや時計といった20種類の画面コンテンツから、好みのものを表示可能。記念日までの日数をカウントダウンする機能や、キッチンタイマー機能も搭載している。