フェニックスが展開する「Kappa(カッパ)」は26日、女子プロゴルフの大山志保選手との新規契約締結を発表した。同日には都内で展示会も行われた。
2000年にプロテスト合格、2003年にツアー初優勝を遂げ、2006年には賞金女王にも輝いた大山選手。昨年は左ひじの故障で前半戦を欠場し、優勝からも遠ざかっていたが、今年から新たにカッパと契約して、"完全復活"に挑むことになった。
カッパのゴルフウェアを着用して登場した大山選手は、「これから気持ちも新たに、優勝を目指して、カッパブランドに少しでも貢献できるよう頑張りたい」と挨拶。この日のウェアについて聞かれると、「白で統一しました。機能性も高く、デザインもおしゃれで気に入っています」との答えが返ってきた。
彼女は元々カッパのファンとのことで、同席したフェニックス副社長兼営業統括部長・畑中和彦氏から、「取扱販売店からの情報で、大山プロが販売店に来て、カッパの商品を購入されたというお話もいただいています」と言われる一幕も。「昨年の開幕前に東京のショップに行き、自分の気に入ったものを購入しました」と彼女も認め、「(カッパのウェアは)見ていて強そうなイメージがあるし、明るい色を多く使っていて、すごく気に入っています」と同ブランドの魅力を語った。
今シーズンの抱負を、「一日でも早く優勝を目指して、最終的には賞金女王になりたい」と語った大山選手。同日に行われた展示会の会場でも、「Kappaと共に優勝を目指して頑張ります。Kappaを着た新しい私を見に来て下さいね」というサイン入りのメッセージが寄せられていた。
展示会の会場では、「フットボール」「ゴルフ」「ランニング」「マルチスポーツ / バイク」「ライフスタイル」の5つのカテゴリーに分け、それぞれ2011-2012秋冬シーズンの商品を展開。ゴルフウェアにおいては、伝統的な柄やアイテムをスタイリッシュかつエレガントに落とし込んだアイテムが紹介された。
カッパは日本代表の香川真司選手が所属するボルシア・ドルトムント(ドイツ)のユニフォームを手がけるなど、サッカーのオーセンティックブランドとしても知られる。会場では同ブランドが手がけるジェフユナイテッド市原・千葉とコンサドーレ札幌(ともにJ2)のユニフォームも紹介されていた。